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『Qさま!!』にて “世界を変えたスゴい科学者7人&歴史を動かした大河ドラマの主人公7人”が発表されていました。
米村でんじろうが選ぶ世界を変えたスゴい科学者7人
スゴい科学者1:大気の存在を証明パスカル(1623年~1662年)
- 「人間は考える葦である」本来は「人間は自然の中で、最も弱い1本の葦にすぎない、だがそれは考える葦である」
- 地球に空気があることすら分かっていなかった時代の科学者。
ポイント
- 大気の存在・圧力を証明。
- 大気がなければ、気象変化はない。今の気象学・天気予報はパスカルを祖にして始まった。
- 気圧の単位=ヘクトパスカル(hPa)
スゴい科学者2:日本の宇宙開発の父糸川英夫(1912年~1999年)
- 戦後、日本でロケットの開発を進めた日本ロケットの父。
ポイント
- 人工衛星を打ち上げる基となったロケットを開発したのが糸川英夫。
- 少ない予算で小さいペンシルロケットを使い、ロケット研究を始める(飛ばす仕組みは通常のロケットとほぼ同じ)。大量生産ができるため、実験を重ね技術が飛躍的に向上した。日本の現在の人工衛星保有数は世界4位 。
スゴい科学者3:テスラコイルを発明テスラ(1856年頃~1943年)
- 磁力の強さの単位=テスラ
- エジソンと肩を並べる天才科学者。
- エジソンの会社で働いていたテスラは、エジソンと決別し独立。その後、発明資金を稼ぐために発明したのがテスラコイル。
ポイント
- 蛍光灯・リモコン・ラジオ、家電などに使われるモーターの基本を発明。
- テスラがいなければ、今の便利な家電生活というものは根本的に変わっているはず。
スゴい科学者4:江戸のサイエンティスト橋本宗吉(1763年~1836年)
- 国内で初めて科学的に電気の研究をした電気研究の先駆者。
ポイント
- 平賀源内がエレキテルで有名だが、長崎に伝わっていた壊れたエレキテルを復元して動くようにしたが、よく理解できておらずおもちゃ扱いだった。しかし、橋本宗吉はしっかりとオランダ語の科学の本を読み、そこに載っている実験を再現して結果を残した。
スゴい科学者5:イギリスの科学者ジュール(1818年~1889年)
- エネルギーの単位=ジュール
ポイント
- 水を振動させると分子の振動のエネルギーが熱となる。ジュールは電子レンジにも使われているその原理を発見した。
スゴい科学者6:熱気球を発明モンゴルフィエ兄弟(1740年~1810年)(1745年~1799年)
ポイント
- 初飛行は、ライト兄弟1903年、モンゴルフィエ兄弟1783年。人類初飛行は、飛行機ではなく熱気球だった。
- 王様の前で公開実験。
スゴい科学者7:努力の天才発明家エジソン(1847年~1931年)
ポイント
- 白熱電球にまつわるアレもコレもすべてエジソン。電球だけ発明しても売れない。電球を使うためのあらゆるものを実用化(発電所・送電システム・ソケット・電力計)。電気のインフラを整備した。
磯田道史が選ぶ歴史を動かした大河ドラマの主人公7人
大河の主人公1:平家の棟梁平清盛(1118年~1181年)
2012年の大河ドラマ「平清盛」主演:松山ケンイチ
- 平安時代末期の武将。教科書では武士初の太政大臣としてもおなじみ。
- 厳島神社を海に浮かばせる。
- 温泉好き。
- 神戸市に都“福原京”をつくる。
ポイント
- 国産の貨幣はあったが、清盛の時代まであまり貨幣を使っていなかった。
- 清盛の時代から中国(宋)より大量に貨幣を輸入。宋銭は江戸時代初期まで使われていた。
- モノをお金で交換する市場経済の基は清盛が作った。(教科書ではあまりいわれない)
大河の主人公2:戦国の風雲児織田信長(1534年~1582年)
1973年の大河ドラマ「国盗り物語」主演:高橋秀樹
1992年の大河ドラマ「信長 KING OF ZIPANGU」主演:緒形直人
ポイント
- 16世紀後半の日本は宗教の力がかなり強く、政治にも大きな影響力が。
- 織田信長が宗教の力を徹底的に押さえつけ、武力が強くなり、宗教権威がおとなしくなった。
- 残忍な方法だったが、その後の平和をもたらした一因とも(宗教戦争が起こらない礎を築いた)
大河の主人公3:幕末維新の英雄西郷隆盛(1827年~1877年)
2018年の大河ドラマ「西郷どん」主演:鈴木亮平
ポイント
- 西郷隆盛の時代 、日本はいくつもの藩でできていた。それぞれの藩にはそれぞれの法律があり、日本の中に色々な国が存在しているような状態だった。
- 廃藩置県(藩を廃止して、県を置く)でそれぞれの法律を統一して、現在の日本の形を作った。
大河の主人公4:江戸幕府初代将軍徳川家康(1542年~1616年)
2000年の大河ドラマ「葵 徳川三代」主演:津川雅彦
- 多くの書物を収集。
- 大の囲碁好き。
ポイント
- 元々東京は湿地帯で大都市づくりには向かない。家康は埋め立てなど色々なことをやり、町を拡張していった。
- 物資を運ぶために運河をたくさん堀った。現在、運河の上には首都高速道路が。東京オリンピック開催を受け、高速道路を造ることが決定。その時、建物を壊さず、土地代もかからないということで選ばれた場所が家康の造った運河の上だった。
大河の主人公5:大奥の創始者春日野局(1579年~1643年)
2003年のフジテレビ時代劇「大奥」主演:菅野美穂
- 徳川家光の乳母。
- 優秀なスタッフで家光をサポート。
- 江戸幕府三代将軍・家光を実現。
- 将軍家光の功績の一つが参勤交代(諸大名は1年ごとに自分の領地と江戸を行き来しなければならない)
ポイント
- 参勤交代を完璧な制度にした。参勤交代をすると日本の交通路が整備され、地方との交流により国語が統一。参勤交代が整ったのも家光に優秀なスタッフがいたから(間接的に春日野局の功績とも)
大河の主人公6:戦国の天下人豊臣秀吉(1536年~1598年)
1965年の大河ドラマ「太閤記」主演:緒形拳
1996年の大河ドラマ「秀吉」主演:竹中直人
ポイント
- 銃社会にならなかったのは秀吉のおかげ!?秀吉の刀狩り。武力を集めて、銃の場合は規制を強めていった。綱吉の頃には、銃器の所持者は情報登録されていた。世界一の銃大国となったと同時に世界一の銃管理大国になった。秀吉は日本安全の父といえるのでは。
大河の主人公7:幕末の志士坂本龍馬(1835年~1867年)
2010年の大河ドラマ「龍馬伝」主演:福山雅治
ポイント
- 国内での争いを抑え、政府に様々な建設的意見を提示。当時の外国につけ入る隙を与えなかった。
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