『Qさま!!』にて、歴史のプロが選んだ! 新時代に伝えたい“昭和・平成のスゴい日本の偉人ベスト20” が発表されていました。
歴史のプロが選んだ! 新時代に伝えたい“昭和・平成のスゴい日本の偉人ベスト20”
第20位:本田宗一郎(1906年~1991年)「世界のホンダ」を創った男
1958年に発売されたスーパーカブは世界での累計生産台数が1億台を突破
【地元でインタビュー】
※地元にとってどういう存在ですか?「神様だね!本当に神様!誰に聞いてもそう思いますよ」「絵がとても上手いです」
「同窓会はね、ヘリコプターで来たと聞いた」
「学校を休んで飛行機を見に行ったり、色んな事を試してる人」
「怖い人ですよ。ちょっとミスするとハンマーが飛んできた。みんなさ、社長怒るとトイレに隠れたり・・・」
「誇らしいというか、名誉的な感じの方ですね」
「F1自動車レースの中でも良いエンジン作って、ホンダのネームバリューを世界トップクラスまで上げた人」
【歴史学者・磯田道史】
浜松郊外の鍛冶屋に生まれ、裸一貫で「世界のホンダ」を築いたのがスゴイ!
戦後日本の経済成長への貢献は極めて大きい!
第19位:嘉納治五郎(1860年~1938年)柔道の父
【歴史作家・多摩大学客員教授・河合敦】
たとえ体が小さくても技術で大男を倒せる「柔道」を広め、世界に衝撃を与えた功績は大きい!
第18位:白洲次郎(1902年~1985年)吉田茂の右腕
【歴史のプロは・・・】
終戦時、占領された日本でマッカーサーと堂々と渡り合った日本で一番カッコいい男!
第17位:羽生善治(1970年~)初の「永世七冠」を達成
【歴史のプロは ・・・】
棋士人生の軌跡が全てドラマチックで日本人に勇気を与えてくれたから!
第16位:王貞治(1940年~)選手・監督で野球界をけん引
第15位:宮崎駿(1941年~)「日本のアニメ」を世界に広めた
第14位:田中角栄(1918年~1993年)日中国交正常化を達成
【地元でインタビュー】
「あれだけの人はこれから出ないんじゃないかと思いますよね。偉大過ぎて」「修学旅行とかもこの辺の人は皆、国会議事堂とかいろいろ東京の観光地を見て、田中角栄の自宅を見にいったもんですよ」
「田中角栄が好きだったのっぺ汁っていう料理ですね」
「高速道路は造ったし、鉄道は新幹線だし、もう大先生、大英雄ですね」
第13位:安藤百福(1910年~2007年)10月スタートの朝ドラ「まんぷく」のモデル
【歴史のプロは・・・】
インスタントラーメンの発明が世界の食文化に革命を起こした!
【スゴいポイント】
彼の死は米・ニューヨークタイムズでも “ミスターヌードルに感謝” と掲載された
第12位:手塚治虫(1928年~1989年)マンガ界の巨匠
【地元でインタビュー】
※次世代に残したい昭和の人物に選ばれましたが?「いいんじゃないかな 。ああいう発想というのはなかなかない。戦前とは全然違うからね」
「私ね、東京のホテルで1回ね、偶然会ったから。前の東京五輪やってた頃かな」
「優しそうな感じで頭も良くて」「早く亡くなってしまってあれが残念で」
「あの人虫が好きで・・・」
【東京学芸大学・大石学】
子どもに悪影響とまで言われていた漫画を世界に誇る日本文化にまで高めた功績は計り知れない!
第11位:黒澤明(1910年~1998年)日本映画界の巨匠
【カンヌでインタビュー】
「彼はその文才でも有名だよね。ドキュメンタリーで見たよ。書くことに対する考え方が素晴らしいんだ!」
「私たちが元々日本に対して持っていた空手とかそういうイメージだけではなくて、日本の文化や社会経済の面での新しい発見をすることができたわ」
※黒澤明の手形が残っている「(手形に手を合わせて)感動的だよ。黒澤明に敬意を表します」
「一度でいいからお会いしたかったよ!本当に魅力的だからね。あの帽子とサングラスはとにかくかっこよかったよね!」
「彼の作品はいろいろ有名だけど・・・七人の侍は観たよ!」
「サムライのシーンが本当にスゴいよね!」
第10位:鈴木貫太郎(1868年~1948年)終戦時の総理大臣
二・二六事件で銃弾をあびるも奇跡的に生還
その後、昭和天皇の側近として77歳という歴代最高齢で総理就任
命がけで日本を終戦に導いた!
第9位:北里柴三郎(1853年~1931年)日本細菌学の父
- 世界で初めてペスト菌を発見
- 弟子に野口英世ら
- 破傷風の治療法を確立
【歴史のプロは・・・】
伝染病に苦しむ多くの人々を救った
読み間違いやすいが正しくは「きたさと」
第8位:南方熊楠(1867年~1941年)歩く百科事典
ネイチャー誌に51本の論文が掲載(歴代最多)
【歴史のプロは・・・】
世界的博物学者なのに肩書・名誉・金銭を嫌った大天才!研究も自費で行ったほど!
粘菌の研究のほか、柳田國男と並ぶ民俗学の第一人者
自然保護(エコロジー)を訴えた
第7位:吉田茂(1878年~1967年)サンフランシスコ講和条約を調印
第6位:杉原千畝(1900年~1986年)「命のビザ」でユダヤ人救済
第5位:円谷英二(1901年~1970年)「ウルトラマン」の生みの親
ウルトラマンを生み出しただけでなく、ゴジラにも「特殊技術」として参加!
【地元でインタビュー】
「うちのお爺ちゃんと同級生で、お葬式にもうちのお爺ちゃんは行ったのよ。円谷さんの」
「地元の偉人ということで世界的にも広げていきたいなという風に思ってますね。やはり飛行機が好きだったという事で、地元のお寺の銀杏の木に登って空を見上げていたというのはありますね」
「絵はもちろん得意ですね。大好きだった」
※今、実家はどうなっている?「喫茶店みたいなのをやってたはずです。ウルトラマンに関するショップも一緒にやってたと思います」
「真珠湾攻撃の映画を作って、ミニチュアとかを駆使して作ったんですけども、それが後々にGHQがこれは本物だろうと(あまりの特殊技術の高さに当時の本物のフィルムと間違われた)」
【私立西大和学園高校教師・浮世博史】
日本が世界に誇る「特撮技術」はすべて円谷英二から始まった!
第4位:市川房枝(1893年~1981年)婦人運動家
女性参政権を獲得
清潔な選挙でも有名
第3位:松下幸之助(1894年~1989年)経営の神様
【地元でインタビュー】
「趣味としてはお茶とかもなさってたようです。あまり裕福な家庭ではなかった」
「人を教育する時に大事な言葉、教え方を残した」
「桜が綺麗!敷地内に桜がいっぱい植えてある」
「松下幸之助様のために、私ら60年もお菓子屋ができたんや。会社があるから下請けがあるんやろ?」
【歴史学者・磯田道史】
たった一代で大電器産業を築き上げ国民生活を改善!
松下政経塾を作り、多くの政治家を輩出したのはスゴイの一言!
第2位:高橋是清(1854年~1936年)財政家
第1位:司馬遼太郎(1923年~1996年)歴史小説を数多く執筆
作品の総発行部数は2億冊以上!
【歴史のプロは・・・】
「日本人の歴史観に多大な影響!」(大石学)
「歴史小説家として圧倒的な存在」(山村竜也)