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【Qさま】東大生&京大生が選んだ歴代のスゴイ本ベスト30

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『Qさま!!』にて “東大生&京大生が選んだ歴代のスゴイ本ベスト30”が発表されていました。

 

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東大生&京大生が選んだ歴代のスゴイ本ベスト30

第30位:銀河鉄道の夜/宮沢賢治

宮沢賢治の死後に発表された未完の童話

  • 「人のために生きる幸せを学んだ」(京大大学院2年生)
  • 世界15ヵ国以上に翻訳

<あらすじ>

主人公は孤独な少年ジョバンニ。

祭りの日の夜、丘の上で星を見ていたジョバンニは、いつの間にか親友のカムパネルラと共に「銀河鉄道」に乗り込んでいました。

色々な星を巡り、多くの人々に出会う中で、2人は「本当の幸せ」とは何かと考えます。

ふと目覚めたジョバンニ。

丘を下りると、一緒に旅していたはずのカムパネルラが友人を助けるため川に飛び込み、亡くなっていたことを知るのです。

ジョバンニは考えます。

カムパネルラのように “誰かのためにいいことをする”

それが「本当の幸せ」なのだろうと。

第29位:雪国/川端康成

川端康成の体験をもとに書かれた小説

  • 「女性を表す美しい表現はさすが」(東大文学部4年)
  • 1957年に映画化
  • 島村と駒子の純粋でひたむきな愛を描き、日本初のノーベル文学賞受賞に影響を与えた

第28位:火垂るの墓/野坂昭如

野坂昭如の戦争体験が基になった1967年の直木賞受賞作品

  • 「戦争を描いた作品で最も心を打たれた」(京大経済学部4年)

第27位:枕草子/清少納言

清少納言が書いた日本最古のエッセイ

第26位:資本論/マルクス

資本主義経済の仕組みを明らかにした本

  • 本の世界遺産(ユネスコの “世界の記憶”)に登録
  • 教科書に必ず出る

第25位:罪と罰/ドストエフスキー

人間回復への願望を訴えたドストエフスキーの代表作

<あらすじ>

主人公は貧しい学生ラスコーリニコフ。

正義感が強い彼はある日、強欲な金貸しの老婆に手をかけ、さらに偶然その場にいた老婆の妹まで殺害してしまいます。

しかし、そのことで彼は罪の意識にさいなまれます。

そんな彼に運命の出会いが・・・。

それは、家族を養うために働く貧しい少女ソーニャ。

心を許したラスコーリニコフは彼女に罪を告白し、自首することを決意します。

そして、ソーニャとの再会を胸に、寒さ厳しいシベリアの獄中で生きることを誓うのでした。

第24位:細雪/谷崎潤一郎

4姉妹の華やかな暮らしぶりを描いた谷崎潤一郎の代表作

第23位:伊豆の踊子/川端康成

青年と踊子との淡い恋愛と別れを描いた川端康成の作品

  • 「短編で読みやすい。書き出しが美しい」(東大経済学部3年)

<あらすじ>

早くに両親を亡くした主人公の「私」は孤独に悩み、伊豆へ一人旅に出ます。

そこで、旅芸一座の幼い踊子に出会うのです。

純真無垢な踊子に、ゆがんだ心が癒されていく私。

旅費が尽き、東京に帰る日、船着き場には、見送りには来ないと言っていた踊子の姿がありました。

その姿に胸を打たれた私は別れ際、“恋”という美しい気持ちを手にしていることに気づくのでした。

第22位:二十四の瞳/壺井栄

教師と教え子の心の交流を描く

第21位:吾輩は猫である/夏目漱石

猫の目を通して人間社会を風刺した作品

  • 「風刺もあれば、ユーモアもある」(京大大学院2年)
  • 初版本の価値は350万円とも

第20位:老人と海/ヘミングウェイ

ノーベル文学賞受賞作家ヘミングウェイの代表作

  • 国内でおよそ500万部を売り上げている

<あらすじ>

年老いた漁師サンチャゴは84日も魚が釣れない不運にもめげず、一人で漁を続けていました。

そしてある日、ついに4日間の死闘の末、大物のカジキを釣り上げます。

ようやく自慢できると思いきや、そのカジキは港に戻る途中、なんとサメに食べられ骨だけになってしまいます。

なんともツイてないサンチャゴ。

しかし、あきらめずに戦い抜いた自分に大きく満足し、眠りにつくのでした。

第19位:スーホの白い馬

少年と馬の絆を描いたモンゴルの民話

<あらすじ>

きれいな白い馬を大事に育てていた貧しい少年スーホ。

ところがある日、強欲な殿様にその馬を奪われてしまいます。

しかし、馬は殿様を振り落とし、スーホの元へと逃げていきます。

逃がすまいとたくさんの矢を放つ家来たち。

馬は命からがらスーホ元にたどり着きますが、そこで力尽き死んでしまうのでした。

悲しみにくれるスーホに、白い馬の魂は自分の体を使って楽器を作るように伝えます。

いつまでも少年と一緒にいられるように・・・。

その時作られた楽器こそ、現代にも続くモンゴルの弦楽器 馬頭琴なのです。

第18位:舞姫/森鷗外

  • 「作者の体験がもとになっているのが面白い」(東大工学部3年)
  • 9ヵ国語以上で翻訳

第17位:変身/カフカ

虫に変身した主人公を通して人間の孤独と不安を描いた作品

  • 1915年に発行された海外文学の傑作
  • 主人公が変身するのは「虫」
  • 虫となり、家族にも見放されて死んでいく主人公の悲劇を通して、現代の孤独と不安を描いた作品

第16位:レ・ミゼラブル/ユゴー

  • 貧しさゆえにパンを盗み、19年間も獄中生活を送った男の話

第15位:車輪の下/ヘッセ

弱者に対する冷たい社会に作者が絶望と怒りを込めた作品

  • ノーベル文学賞作家の代表作
  • 秀才の主人公に共感する東大生も・・・
  • 街一番の秀才だった主人公が体の不調と共に転落していく人生を通じ、弱者に冷たい社会を批判した作品

第14位:徒然草/吉田兼好

  • 「受験勉強の時によく目にした作品。昔の作品なのに古く感じない!」(京大工学部2年)
  • 鎌倉時代の随筆で「枕草子」「方丈記」と合わせて日本三大随筆とされる

第13位:蟹工船/小林多喜二

日本の資本主義の急発展に警鐘を鳴らした作品

  • 過酷な環境で働かされる労働者たちが暴力による支配に立ち向かう姿を描いた
  • 昭和初期の作品ながらそのタイトルが2008年流行語大賞ノミネート!
  • 2008年社会的な問題となった「ワーキングプア」と重なり再ブームとなった

第12位:坊っちゃん/夏目漱石

正義派の江戸っ子教師の痛快な活躍ぶりを描いた傑作

  • 「正義感の強い主人公に人としてどうあるべきかを考えさせられた」(京大経済学部1年)
  • 文庫の売上げ700万部以上!

<あらすじ>

主人公「坊っちゃん」は東京から四国の中学校に赴任した数学教師。

生徒たちから数々のいたずらを受けた坊っちゃんはある日、彼らの処分を学校に訴えます。

ところが教頭の「赤シャツ」は聞く耳を持ってくれません。

そればかりか赤シャツは同僚教師の婚約者を横取りしたり、別の教師を辞職に追い込むなど、傍若無人な振る舞いが目に余ります。

これには堪忍袋の緒が切れた坊っちゃん。

芸者遊びを終えた赤シャツを待ち伏せし、力ずくで懲らしめるのでした。

第11位:アンネの日記/アンネ・フランク

第二次世界大戦中、ユダヤ人少女が綴った日記

  • 「どんな気持ちでこれを書いたのか考えさせられる」(東大教養学部1年)
  • 「自分の境遇が恵まれていることに気づく」(東大経済学部4年)

第10位:走れメロス/太宰治

人間の信頼と友情の美しさを描いた太宰の代表的短編

  • 「冒頭のインパクトがスゴイ!」(東大経済学部1年)
  • 国語の教科書の定番!

第9位:論語/孔子

中国の思想家・孔子の言行録

第8位:人間失格/太宰治

人間に対する深い絶望を描いた太宰治の代表作

  • 社会に適応できず破滅する男から「人間の存在」の本質を問う傑作
  • 作品完成後の1ヶ月後に太宰は亡くなる

第7位:山月記/中島敦

「正しい生き方とは何か」を学ぶ道徳的な教材として評価

  • 65年以上も前から教科書に掲載!
  • 世界7ヵ国語以上に翻訳
  • 詩人になる望みに敗れて虎になってしまった男が自分の数奇な運命を友人に語る物語

第6位:ノルウェイの森/村上春樹

  • 国内発行部数1100万部以上
  • 世界37以上の言語に翻訳

第5位:ごんぎつね/新美南吉

意識のすれ違いから悲しい結末を迎える童話作品

<あらすじ>

小ぎつねのごんは村へ出て来てはいたずらばかり。

ある日ごんは、村人の兵十が病気の母親のために獲ったうなぎを盗んでしまいます。

後に兵十の母親が亡くなったこと知ったごんは、せめてもの罪滅ぼしとその日から兵十の家に栗やまつたけを届け始めます。

そうとは知らず軒先でごんを見かけた兵十は、ごんを銃で撃ち殺してしまいます。

しかし、家の中にはたくさんの栗が・・・

兵十はその時、届け物をしていたのがごんだということに初めて気づくのです。

「ごん、お前だったのか」

第4位:羅生門/芥川龍之介

追いつめられた人間のエゴイズムを描く傑作短編

  • 「生きるためには何でもするという現代にはない考えを扱った日本の作品」(京大工学部4年)

第3位:星の王子さま/サン=テグジュペリ

「大切なものは目に見えない」世界中で愛される文学作品

  • サン=テグジュペリはフランスの飛行士&小説家
  • 200以上の国と地域で翻訳され、総販売部数1億5千万冊以上

第2位:源氏物語/紫式部

  • 「平安時代を代表する長編小説で文学作品としても非常に優れている」(京大文学部3年)

第1位:こころ/夏目漱石

エゴイズムに悩む「先生」の心を通して生の孤独感を描いた傑作

新潮文庫 累計発行部数ランキング

1位「こころ」1952年夏目漱石727万2500部
2位「人間失格」1952年太宰治690万5000部
3位「老人と海」1966年ヘミングウェイ495万5000部
4位「坊ちゃん」1950年夏目漱石431万5000部
5位「異邦人」1963年カミュ416万5000部

 

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